ヘメラ(読み)へめら

最新 地学事典 「ヘメラ」の解説

ヘメラ

hemera

生物のある分類単位が,その系統発生上で最も栄えた,すなわちアクメに達した期間。S.S.Buckman(1893)が提唱したときは,分類単位を種とし,英国のジュラ紀前期中に159のアンモナイトのヘメラを認めた。さらに期(age)の細分とも考えたが,この点はアクメは地域ごとにずれて出現しやすいので,一般に受け入れられていない。なお,1902年には,アクメに達している時間を表す地層区分もヘメラと呼んだが,そうした地層区分は,E.Truemanによりエピボールとして区別された。参考文献S.S.Buckman(1893) Quart. J. Geol. Soc., Vol.49:479

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参照項目:アクメ
参照項目:エピボール

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 氏家

世界大百科事典(旧版)内のヘメラの言及

【ギリシア神話】より

…最初は空虚を意味するカオスが,ついでガイア(大地)とその奥底なるタルタロスが,さらにいわばいっさいの生成の根源力としてエロスが生じた。カオス(中性名詞)からは形なきものどものエレボスErebos(闇)とニュクスNyx(夜)とが,そして夜から輝く上天の気アイテルAithērとヘメラHēmera(昼)とが生まれる。他方ガイア(女性名詞)はひとりでウラノス(天,男性名詞)を生む。…

※「ヘメラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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