最新 地学事典 「ヘメラ」の解説
ヘメラ
hemera
生物のある分類単位が,その系統発生上で最も栄えた,すなわちアクメに達した期間。S.S.Buckman(1893)が提唱したときは,分類単位を種とし,英国のジュラ紀前期中に159のアンモナイトのヘメラを認めた。さらに期(age)の細分とも考えたが,この点はアクメは地域ごとにずれて出現しやすいので,一般に受け入れられていない。なお,1902年には,アクメに達している時間を表す地層区分もヘメラと呼んだが,そうした地層区分は,E.Truemanによりエピボールとして区別された。参考文献:S.S.Buckman(1893) Quart. J. Geol. Soc., Vol.49:479
執筆者:氏家 宏
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

