ヘルシャー(読み)へるしゃー(その他表記)Ludwig Hölscher

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヘルシャー」の意味・わかりやすい解説

ヘルシャー
へるしゃー
Ludwig Hölscher
(1907―1996)

ドイツのチェロ奏者。ライプツィヒで名教師クレンゲルJulius Klengel(1859―1933)に師事。1930年以来ドイツ各地で独奏者として活動、ドイツの現代作品を積極的に紹介する。1936年からベルリン音楽大学教授を務める。1953年(昭和28)初来日し、東京芸術大学名誉教授に推された。重厚堅実、じみな芸風に徹し、ドイツ音楽のもつ内面の深さの表出にとくに意を注いだ。

[岩井宏之 2015年11月17日]

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