最新 地学事典 「ヘレナイズ造山帯」の解説
ヘレナイズぞうざんたい
ヘレナイズ造山帯
Hellenides
Hellenidesアドリア海の東の広義のジナルアルプスのほぼ南半分を占め,アルバニアからギリシアに至る地域で,L.Koberの命名。語義はギリシア造山帯。外(西)から内へ,Apulia, pre-Apulia, Ionia, Gavrovo, Pindus, sub-Pelagonia, Pelagoniaの地帯が区別される。主体は三畳~古第三系からなるが,全体として内側に古く外側に新しく,堆積相・褶曲運動も内側が古く,外側へと波及している。Pelagonia~Pindus帯は優地向斜相,Gavrovo~Ionia帯は劣地向斜相。内から外への押しかぶせ構造をなす。
執筆者:山下 昇
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

