べりたつ(読み)ベリタツ

デジタル大辞泉 「べりたつ」の意味・読み・例文・類語

べり‐た・つ

[動タ下二]しゃべりたてる。べらべらしゃべる。
「たった一人で―・つる」〈浄・油地獄

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精選版 日本国語大辞典 「べりたつ」の意味・読み・例文・類語

べり‐た・つ

  1. 〘 自動詞 タ行下二段活用 〙 べらべらとしゃべりまくる。まくし立てる。
    1. [初出の実例]「小菊様連れましてちとお出、やれお盃持て来いとたった一人でべり立る」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)下)

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