ベルツェリウス石榴石(読み)ベルツェリウスざくろいし

最新 地学事典 「ベルツェリウス石榴石」の解説

ベルツェリウスざくろいし
ベルツェリウス石榴石

berzeliite

化学組成Ca2NaMg2(AsO4)3の鉱物。立方晶系,空間群Ia3d, 格子定数a1.235~1.246nm, 単位格子中8分子含む。粒状,まれに二十四面体結晶。黄~橙黄色,透明~半透明,樹脂光沢。劈開なし。硬度4.5~5,比重4.1。薄片では無~黄色,屈折率n1.71, 光学的等方性。ざくろ石上族,ベルツェリウスざくろ石族に属し,MgをMnで置換したものがマンガンベルツェリウスざくろ石で完全固溶体を形成。また,AsをVで置換したパレンツォーナざくろ石(palenzonaite)も同族。スウェーデンのLångbanなどの変成マンガン鉱床中にカリナイト・ハウスマン鉱・テフロ石・ばら輝石などに伴う。名称はスウェーデンの化学者J.J.Berzelius(1779~1848)にちなむ。

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