ペターセン(読み)ぺたーせん(その他表記)Sverre Petterssen

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ペターセン」の意味・わかりやすい解説

ペターセン
ぺたーせん
Sverre Petterssen
(1898―1974)

ノルウェーの気象学者。オスロ大学卒業後、ノルウェー気象局の予報官となる。1939年アメリカに渡り、マサチューセッツ工科大学教授。第二次世界大戦中は在イギリスのノルウェー亡命政府の空軍気象部に関係するとともに、イギリス気象局高層気象部長の職にあった。その後アメリカ空軍航空気象本部長を経て、シカゴ大学初代の地球物理学部長となった。全2巻の天気予報教科書は世界的に広く読まれ、近代的な天気図解析や天気予報の発展に大きな影響を与えた。第二次世界大戦後の日本の天気図解析が世界的なレベルに達したのにも、この著書が大きく寄与している。

根本順吉

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む