ペルシウム(その他表記)Pelusium; Pēlousion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペルシウム」の意味・わかりやすい解説

ペルシウム
Pelusium; Pēlousion

ナイル川の最も東寄りの河口にあった古代エジプトの町。ギリシア名ペルシオン。シナイ半島のポートサイド南東約 32kmに位置し,現テルフラマ。末期王朝時代 (前 1085頃~525) にはパレスチナとの国境を守る要衝として,また東西通商の要地として有名。ローマ時代には紅海へ通じる要港であった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む