ペルージャの大聖堂(読み)ペルージャのだいせいどう

世界の観光地名がわかる事典 「ペルージャの大聖堂」の解説

ペルージャのだいせいどう【ペルージャの大聖堂】

イタリア中部の古都、大学の町ペルージャ(Perugia)の中心にある大聖堂。町の人々は「ドゥオーモ」と通称することが多い。15世紀に、町の守護聖人サン・ロレンツォに捧げるために建設されたゴシック様式聖堂で、第一礼拝堂にはマニエリスムの画家フェデリコ・バロッチ(Federico Barocci、1535~1612年)のフレスコ画キリスト降架」がある。隣接して、ルーカ・シニョレッリ(Luca Signorelli、1445頃~1523年)の「玉座の聖母子と聖人たち」などの作品があるドゥオーモ美術館がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android