ほいやり(読み)ホイヤリ

デジタル大辞泉 「ほいやり」の意味・読み・例文・類語

ほいやり

[副]やさしくおだやかなさま。
「母―と笑顔して」〈浄・宵庚申

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ほいやり」の意味・読み・例文・類語

ほいやり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. いかにもやさしく、またはうれしそうにほほえむさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「をしうつふいてほいやりとほほゑむかほばせ」(出典:浮世草子・好色あを梅(1687)三)
  3. もの柔らかでなめらかなさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ほいやりと・麦飯受のよい隠居」(出典:雑俳・手ひきぐさ(1824))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android