ホウ酸塩(読み)ほうさんえん(その他表記)borate

翻訳|borate

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ホウ酸塩」の意味・わかりやすい解説

ホウ酸塩
ほうさんえん
borate

ホウ酸塩基中和によって生成する塩。オルトホウ酸塩MI3BO3、二ホウ酸塩MI4B2O5、メタホウ酸塩MIBO2、四ホウ酸塩MI2B4O7などが知られている。酸化ホウ素と金属酸化物とを溶融するか、ホウ酸またはその塩の水溶液から複分解でつくる。たとえば、オルトホウ酸塩にMg3(BO3)2(小藤(ことう)石)がありBO33-イオンが存在する。二ホウ酸塩にはMg2B2O5遂安(すいあん)石)がありB2O54-イオンが存在する。メタホウ酸塩には、環状のB3O63-イオンを含むNaBO2と、鎖状の(BO2-)∞イオンを含むCa(BO2)2がある。四ホウ酸塩ではNa2B4O7・10H2O(ホウ砂(しゃ))が有名で、[B4O5(OH)4]2-イオンが存在する。アルカリ金属塩は無色、水に可溶

[守永健一・中原勝儼]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む