ほこしゅもない

精選版 日本国語大辞典 「ほこしゅもない」の意味・読み・例文・類語

ほこしゅ‐も‐な・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ほこしゅもな・し 〘 形容詞ク活用 〙 おもしろくない。ばかばかしい。気乗りがしない。上に副詞「あた」の変化した「あった」を冠して「あったぼこしゅもない」「あったぼこしもない」ともいい、その他、「ほこしもない」「ほっこしゅうもない」「ほっこしもない」「ほっこしゅもない」などさまざまに用いられる。近世馬方などが用いたことばという。
    1. [初出の実例]「さばき髪御前近くも無遠慮(ぶゑんりょ)に、縁先(ゑんさき)にあげ足して、やれやれあり様達はあったぼこしゅもない」(出典浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 文語形 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む