ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホセア」の意味・わかりやすい解説 ホセアHosea 旧約聖書中の預言者。イスラエル (北) 王国の出身でベエリの子。ヤラベアム2世 (前 786~746) の時代より同王国の首都サマリアで活動した。主の命によって淫行の女デブライムの娘ゴメルを妻とした。ゴメルは神の深慮による不幸への道とも知らず愛人のもとに去ったが,神が自分にそむいたイスラエルの民を裁きつつもなお愛するように,彼もまたゴメルを許した。 (→ホセア書 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報