愛人(読み)アイジン

  • 書名

デジタル大辞泉の解説

愛するいとしい人。また、性的な関係にある相手。情婦。情夫。情人。
人を愛すること。
「必竟―の本心より出て」〈福沢文明論之概略
恋人[用法]
[補説]書名別項。→愛人
原題、〈フランス〉L'Amantデュラスの自伝的小説。1984年刊。同年、ゴンクール賞受賞。仏領インドシナで過ごした少女時代の性体験を描く。1992年、ジャンジャック=アノー監督により映画化。ラ‐マン。

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デジタル大辞泉プラスの解説

1953年公開の日本映画。監督:市川崑原作森本薫による戯曲『華々しき一族』、脚色:和田夏十、井手俊郎、撮影:玉井正夫。出演:菅井一郎越路吹雪、尾棹一浩、岡田茉莉子有馬稲子三國連太郎、伊藤雄之助ほか。
日本のポピュラー音楽は台湾出身の女性歌手、テレサ・テン。1985年発売。作詞:荒木とよひさ、作曲三木たかし。第18回日本有線大賞受賞。

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大辞林 第三版の解説

愛している相手。特別に深い関係にある異性。情婦。情夫。情人。
人間を大切なものと考えること。 敬天- は sweet heart, lover などの訳語として幕末から使われた

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 人を愛すること。
※西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外「世人或は愛人の美名を買はんとして慢に政府の任を責め」 〔礼記‐檀弓上〕
② 愛しているいとしい異性。また、夫や妻以外の愛している異性。
※英和対訳袖珍辞書(1862)「Honey 蜂蜜、愛人」
※楚囚之詩(1889)〈北村透谷〉七「余は幾度も軽るく足を踏み、愛人の眠りを攪(さま)さんとせし」
※プールサイド小景(1954)〈庄野潤三〉「姉の方にはパトロンとか愛人らしきものは居ない様子で」
[語誌]もともとは①の意味だが、「英和対訳袖珍辞書」などに見られるように、江戸時代末頃から honey, lover, sweet-heart などの翻訳語として、②の意味でも使われるようになった。第二次大戦後、新聞などで「情婦」「情夫」の婉曲的表現として用いられるようになる。

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