現代外国人名録2016 「ホルガーオジェック」の解説
ホルガー オジェック
Holger Osieck
- 職業・肩書
- サッカー指導者 元サッカー・カナダ代表監督・オーストラリア代表監督
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1948年8月31日
- 出生地
- ホンベルク
- 経歴
- 現役時代はブンデスリーガでのプレー経験はなく、北米リーグで21試合2得点を記録したのみ。現役を退いたのち、西ドイツ協会所属のコーチとしてアフリカ、中国などで指導。1987年から4年間西ドイツ代表のアシスタントコーチを務め、’90年W杯イタリア大会の優勝に貢献。その後、ドイツのVfLボーフム、トルコの強豪・フェネルバフチェ監督を歴任。’95年Jリーグの浦和レッズ監督に就任し、2年連続最下位だったチームを優勝争いに参加させるまでに成長させた。’96年退任。2000年カナダ代表監督となり、同年北中米カリブ海選手権優勝。2004年ドイツ代表スタッフ入りを要請されたが、拒否した。国際サッカー連盟技術委員長も務めた。2007年ブッフバルト監督の後を受け、再び浦和レッズ監督に就任。11月アジア・チャンピオンズリーグで日本勢として初優勝、12月のクラブW杯でACミラン(ヨーロッパ王者)、ボカ・ジュニアーズ(南米王者)に次ぐ世界3位となる。12月リーグ最終戦の対横浜FC戦に敗れ、連覇を逃す。選手とのコミュニケーション不足が原因で、2008年3月開幕2戦目終了後、解任される。2010年8月オーストラリア代表監督に就任。2014年のW杯ブラジル大会出場は決めたが、その後の親善試合の成績が振るわず、2013年10月解任された。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報