20世紀西洋人名事典 「ホルストレムケ」の解説
ホルスト レムケ
Horst Lemke
1922 -
ドイツのイラストレーター,挿絵画家。
ベルリン生まれ。
国立造形美術大学の卒業試験の半年前に、ゲッベルス宣伝相の風刺漫画を描いたかどで退学。その後他の美術学校に入れてもらうが、1941年召集。新聞の挿絵画家、商業デザイナーを経て、ケストナー作品の挿絵を担当。「わたしが子どもだったころ」(’57年)、「サーカスの小びと」(’63年)、「五月三十五日」(’68年)などがあり、また、デンネボルグの物語に絵をつけた「小さなろばのグリゼラ」(’56年)、「ヤンと野生の馬」(’57年)、「ほらふききかんしゃ」(’74年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報