ホワンプー江(読み)ホワンプーこう(その他表記)Huangpu jiang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホワンプー江」の意味・わかりやすい解説

ホワンプー(黄浦)江
ホワンプーこう
Huangpu jiang

中国東部,シャンハイ (上海) 市の中心地域を流れる川。チヤンスー (江蘇) 省南部のタイ (太) 湖から流出し,シャンハイ市でウーソン (呉淞) 江を合せたのちチャン (長) 江に注ぐ。全長 114km。タイ湖から流出する水量の約 80%が流れ,灌漑と交通に大きな役割を果す。下流にはシャンハイ港が立地し,河口からミンハン (閔行) までに9作業区と3積卸し場とがある。古くはタイ湖から南流して海に直接流入していたが,チャン江三角州の発達により,次第に流路を変え,また元代以後ウーソン江とともに大規模な河道の改修浚渫が行われて現在の流路となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む