ボインデ(その他表記)Beunde; Peunte; Pointe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボインデ」の意味・わかりやすい解説

ボインデ
Beunde; Peunte; Pointe

中世ドイツにおける耕地形態の一つ。本来は,村落耕地から切り離されて個人的な用益に使用される耕地片を意味し,農耕,採草地用の土地であった。中世になって,領主が新たに開墾した土地で,所領の一部に組込まれた土地を意味するようになり,通常村落耕区の外部にあって囲い込まれており,領主直領地に含まれることもあるが,農民保有地となっている場合が多い。ブドウなどの果樹栽培に用いられ,村落共同体の耕作強制から除外されており,農民の私的経営に属していた。現在では,農民家屋に付属した蔬菜畑,果樹栽培地などをさす。

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