最新 地学事典 「ボルマン効果」の解説
ボルマンこうか
ボルマン効果
Borrmann effect
G.Borrmannが1940年に実験的に発見した現象。X線の動力学的回折現象が適用されるような厚い完全結晶では,透過X線の強度はその透過X線が結晶内で回折を起こしたとき異常に増加する。これは完全結晶内では回折を起こした波に対する吸収係数が平均吸収係数より小さいことを示している。この現象をBorrmann効果という。
執筆者:河原 昭
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

