ボロブドゥール遺跡(読み)ボロブドゥールいせき

世界の観光地名がわかる事典 「ボロブドゥール遺跡」の解説

ボロブドゥールいせき【ボロブドゥール遺跡】

インドネシアのジャワ島中部、ジョクジャカルタ北西のケドゥ盆地にある仏教遺跡群。世界最大級の仏教寺院跡であり、世界遺産に登録されている。この寺院はシャイレーンドラ王朝が8世紀終わりごろから9世紀初めにかけて、小さな丘の周囲石材を積み重ねて建設されたもので、遺跡の総面積はおよそ1万5000m2。その後、近くのムラビ山の大噴火により火山灰に埋もれてしまい、19世紀に発見された。◇正式名称は「Borobudur Temple」。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android