ポスドク(読み)ぽすどく

知恵蔵mini 「ポスドク」の解説

ポスドク

ポストドクターの略称大学院博士課程を取得した後、任期性の研究職に就いている人を指す。多く大学の非常勤職員などとして雇用されている。1995年、科学技術創造立国をめざした政府が博士号取得者の量産に取り組んだが、就職の受け皿となる公的研究機関や大学が常勤のポストを増やさなかったことから多くの人が正規の職に就けていない。文部科学省の2015年度の調査では、ポスドクはおよそ1万5千人にのぼっている。

(2019-5-16)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

産学連携キーワード辞典 「ポスドク」の解説

ポスドク

「ポスドク」とは、ポストドクターの略。博士課程を終了し、常勤研究職になる前の研究者で、全国におよそ1万人以上がいるといわれている。若手の研究者の多くは大学などの「ポスドク」(非常勤職員)として雇用され、我が国の研究活動を支えている。

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