ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポメリウム」の意味・わかりやすい解説
ポメリウム
Pomerium
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…つまりここには神々に崇敬を払い,そのための祭儀をなすことによって,恩恵としての安寧と繁栄が与えられる,という神と人との相互授受の観念,ラテン語でdo ut des(〈神々たる汝が与え給わんがために我は与える〉の意)と表現される観念がみいだされ,このような観念は古代末期に至るまでのローマの宗教の根底をなしたといえる。ローマでは王自体が祭司の機能を果たしていたらしく,建国神話においても都市の起源がポメリウムpomeriumと呼ばれる神聖な円い土地に求められ,共和政期を通じて,そこは神聖な領域として保持され続けたこともローマ国家と宗教の強固なつながりを示す。国家の成長に伴って神官も増えた(サリ神官団,ユピテル祭司団,ウェスタの巫女)。…
※「ポメリウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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