現代外国人名録2016 「マダブネパール」の解説
マダブ ネパール
Madhav Nepal
- 職業・肩書
- 政治家 元ネパール首相
- 国籍
- ネパール
- 生年月日
- 1953年3月6日
- 出生地
- ラウタハト
- 本名
- ネパール,マダブ・クマル〈Nepal,Madhav Kumar〉
- 学歴
- トリブバン大学卒
- 経歴
- ネパール国王が権力を握っていた1960年代、父が館長をしていた図書館の本で共産主義に触れ、’69年16歳でネパール共産党に入党。民主化を求める学生運動の先頭に立ち、地下で武力闘争を繰り広げ、2年間の投獄経験を持つ。’78年穏健派の左派政党・統一共産党創設で政治局員となり、’93年書記長。’94〜95年副首相兼外相兼国防相。’99年アディカリ議長死去に伴い書記長のまま党首となる。2005年2月からのギャネンドラ国王による直接統治への反対運動を主要7政党で指揮。2008年の選挙で落選(のち繰り上げ当選)、第3政党に終わった責任をとり書記長を辞任。2009年前首相が大統領、国軍との対立で辞任したため、野党から一致して推され5月首相に就任。2010年退任。副首相時代の1994年に来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報