改訂新版 世界大百科事典 「マノクワリ」の意味・わかりやすい解説 マノクワリManokwari インドネシア,ニューギニア島西部,チェンドラワシ(ドベライ)半島北東端の港町。小さなドレ湾の北にある良港であるが,高温多湿のためあまり健康地ではない。18世紀末にイギリス商人が香料収集のため来住し,1855年からはドイツ宣教師団が布教基地とした。96年以降ニューギニア北西部地方でのオランダ地方政庁の所在地とされた。現在は小造船所,製材所,農業試験場などが置かれる。太平洋戦争で戦場となった。執筆者:別技 篤彦 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by