まのし(読み)マノシ

デジタル大辞泉 「まのし」の意味・読み・例文・類語

ま‐のし

とりすました表情をすること。一説に、目伸まのしの意で目を見張ること。
「聖、―をして」〈宇治拾遺・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「まのし」の意味・読み・例文・類語

ま‐のし

  1. 〘 名詞 〙 まじめな、とりすました顔をすること。一説に、平気なふりをすること。
    1. [初出の実例]「すこしも事と思たるけしきもせず、すこしまのししたるやうにて」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一)

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