マフサティー(読み)まふさてぃー(その他表記)Mahsatī Ganjavī

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マフサティー」の意味・わかりやすい解説

マフサティー
まふさてぃー
Mahsatī Ganjavī

生没年不詳。ペルシアの女流詩人。12世紀の人。ガンジャに生まれる。夫はセルジューク朝スルタンサンジャル廷臣で、彼女もスルタンに詩才を認められたという。四行詩で作詩し、中世詩人の作品に彼女の名が詠み込まれるほどよく知られ、生前その名声は東イランまで伝わった。『マフサティー詩集』には約170の四行詩が収められ、女性特有の愛情熱情にあふれた詩が多い。

[黒柳恒男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む