まぼる(読み)マボル

デジタル大辞泉 「まぼる」の意味・読み・例文・類語

まぼ・る

[動ラ四]食べる。また、むさぼり食う。
「摘んだる菜を親や―・るらむ」〈土佐

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「まぼる」の意味・読み・例文・類語

まぼ・る

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 食べる。一説に、むさぼり食う。もうぼる。
    1. [初出の実例]「手切る切る摘んだる菜を、親やまぼるらん、しうとめやくふらん」(出典:土左日記(935頃)承平五年一月九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android