現代外国人名録2016 「マリア・エステラペロン」の解説
マリア・エステラ ペロン
María Estela Martínez de Perón
- 職業・肩書
- 政治家 元アルゼンチン大統領,元アルゼンチン正義党(ペロン党)党首
- 国籍
- アルゼンチン
- 生年月日
- 1931年2月4日
- 出生地
- ラリオハ州
- 旧名・旧姓
- Martínez Cartas
- 別名
- 通称=ペロン,イサベル〈Perón,Isabel〉, 別称=ペロン,イサベリータ〈Perón,Isabelita〉
- 経歴
- ダンサー出身。1956年パナマに亡命中のフアン・ペロン将軍と知り合い、’61年スペインで結婚、3人目の妻となる。’73年夫と共にアルゼンチンに戻り、11月ファン・ペロン大統領返り咲きで、副大統領に就任。’74年7月フアン・ペロン大統領死去に伴い、ペロン党総裁となり、同時に世界初の女性大統領に就任。しかし、政情不安と経済混乱が進み、’76年3月24日軍事クーデターで解任、’81年7月公金横領などで有罪判決後、自宅監禁となる。同年釈放後スペインへ亡命。’83年9月9日恩赦により公民権復活、’84年民政復帰で一時帰国。’85年ペロン党総裁辞任。同年よりマドリードに定住。2007年1月スペイン警察当局は政権在任中の反体制派行方不明事件に関与した容疑で拘束したが、のち釈放。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報