マリョルカ

百科事典マイペディア 「マリョルカ」の意味・わかりやすい解説

マリョルカ[島]【マリョルカ】

地中海西部,スペインのバレアレス諸島中最大の島。マジョルカMajorca島とも。中央部が低地で,北西部と南東部に山地がある。最高点は標高1445m。地中海式気候で,ブドウオリーブオレンジレモンなどを産する。鉛,銅,鉄鉱などの鉱産もある。中心都市パルマ・デ・マリョルカを中心に鉄道が島内を走る。1229年アラゴン連合王国に占領された。付属の小島を含めて3411km2。約29万9000人(1995)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のマリョルカの言及

【パルマ・デ・マリョルカ】より

…人口29万0372(1981)。西地中海の大小七つの島々からなるバレアレス諸島中のマリョルカ島にあって,パルマ湾に面する。はじめ島と同じ〈マリョルカ〉と呼ばれていたが,18世紀に現在の名称となった。…

【バレアレス[諸島]】より

…イベリア半島の東,地中海上にあってマリョルカMallorca,メノルカMenorca,イビサIbiza,フォルメンテラFormenteraその他の小島からなるスペイン領諸島で,行政的には一県をなしている。総面積5014km2,人口65万5909(1981),主都はパルマ・デ・マリョルカ。…

【バレアレス[諸島]】より

…イベリア半島の東,地中海上にあってマリョルカMallorca,メノルカMenorca,イビサIbiza,フォルメンテラFormenteraその他の小島からなるスペイン領諸島で,行政的には一県をなしている。総面積5014km2,人口65万5909(1981),主都はパルマ・デ・マリョルカ。…

※「マリョルカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android