マルク外債市場(読み)マルクがいさいしじょう(その他表記)Mark external bond market

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マルク外債市場」の意味・わかりやすい解説

マルク外債市場
マルクがいさいしじょう
Mark external bond market

ドイツ・マルク表示の債券としては,ユーロ市場において募集されるユーロ・マルク債と,ドイツ非居住者が連邦内で発行するマルク建て外債の2種類があり,両者をマルク外債という。マルク建て外債は,(1) 引き受けシンジケート団はドイツの銀行が中心である,(2) ドイツ国内で販売される,という特徴がある。ドイツ連邦銀行は 1985年以来,マルク外債市場の自由化を推進し,マルク外債引き受けシンジケートの外国銀行への開放,スワップ債,ゼロ・クーポン債,変動利付債の発行の解禁,非居住者の投資に対する利子源泉課税の廃止を行なっている。 80年代半ば以降の西独好況と,国際収支の大幅黒字の定着,マルク高,金融諸規制の緩和により,起債額も増加傾向を示している。

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