変動利付債(読み)ヘンドウリツキサイ(その他表記)floating rate bond

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「変動利付債」の意味・わかりやすい解説

変動利付債
へんどうりつきさい
floating rate bond

利付債利息が確定利付きであるのに対して,利払い期ごとに利息額が変動する債券のこと。変動幅は当時者間の一定の取り決めによる。金利変動の激しいユーロ債市場で発達したもので,国債では超長期国債に変動利付債が発行されており,利息は一定率を加えたものにスライドさせる方式が採られている。ただこの国債は,シンジケート団引受けや一般公募方式ではなく,信託銀行,生命保険会社,農林中央金庫などの特定先に直接発行される私募方式のもので,譲渡制限などの制約が付されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む