マルズバーン・イブン・ルスタム(その他表記)Marzbān b. Rustam b. Sharvīn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

マルズバーン・イブン・ルスタム
Marzbān b. Rustam b. Sharvīn

10世紀後半のイラン文人バーワンド朝の一族出身。タバリスタンの言語タバリー語で,多数寓話教訓を収めた『マルズバーンの書』 Marzbān-nāmeを著わした。この書はのちに散逸し,13世紀前半にエルディグズ朝に仕えたバラービーニーによるペルシア語訳によって伝えられた。

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