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文人 フミビト

デジタル大辞泉の解説

ふみ‐びと【文人】

文人(ぶんじん)」を訓読みにした語。
「天暦三年三月つごもりの日―召して」〈高光集・詞書〉

ぶん‐じん【文人】

詩文・書画など、風雅の道に心をよせている人。「文人趣味」
文事をもって仕える人。
「―武士は国家の重んずる所」〈続紀元正
律令制で、大学寮文章生(もんじょうしょう)

もん‐にん【文人】

作文(さくもん)の会で、詩文を作るために召された人。また、特に文章生(もんじょうしょう)をいう。
「はかせ、―等召して文つくらせ」〈宇津保・菊の宴〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

ぶんじん【文人】

中国において文人の語は《詩経》など先秦の古典にすでに見えるが,それらは文徳ある祖先の意で,後世の語義に直接にはつながらない。文章の作者の意味に文人の語を用いるのは後漢時代ごろ,宮廷文学者とは異なる自覚を持った作者の出現を背景とする。近世社会の中では,文学だけに限らず,ひろく詩文書画実作者としての文人たちが士大夫層の文化の代表者の一つとして時代をこえて存在する(琴棋書画)。彼らは単なる技術者ではないことを誇りとするが,同時にそれゆえにその実作は趣味的芸術として一定の限界をもつものであった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ぶんじん【文人】

文事にたずさわる人。 ⇔ 武人
詩文・書画など文芸の面に親しむ人。
大学寮の文章生もんじようしよう

もんにん【文人】

漢文、または漢詩を作る人。多くは大学寮の学生がくしようをいう。文章生もんじようしよう。 「 -擬生ぎそうなど言ふなることどもよりうちはじめ/源氏 乙女

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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