現代外国人名録2016 「マルモササキ」の解説
マルモ ササキ
Marumo Sasaki
- 職業・肩書
- チェロ奏者 元ベルリン国立歌劇場管弦楽団永久正団員
- 出身地
- イタリア
- グループ名
- トリオ名=パドヴァ・トリオ〈Padova Trio〉
- 学歴
- パドヴァ国立音楽院卒,ローザンヌ音楽院卒,ベルリン国立芸術大学大学院ソリストクラス修了
- 受賞
- ジェノバ国際チェロコンクール優勝,アスベッタルティ国際音楽コンクール優勝
- 経歴
- 父はバイオリニストの佐々木一樹、母はピアノ教師で、姉はピアニストのウララ・ササキという音楽一家に生まれ、幼少の頃に家族でイタリアに渡る。パドヴァ国立音楽院を首席卒業、ローザンヌ音楽院ヴィルトゥオーゾクラス一等及び名誉賞を得て卒業し、ベルリン国立芸術大学大学院ソリストクラスを修了。15歳でタルティーニ管弦楽団と協演したほか、ジェノバ国際チェロコンクール、アスベッタルティ国際音楽コンクールなどで優勝。バーンスタイン創立のシュレスビッヒホルシュタイン音楽祭管弦楽団首席チェロ奏者を務めたほか、ベルリンブランデンブルク門広場での音楽祭でソリストとしてオーケストラと協演。ベルリン国立歌劇場管弦楽団初のアジア人永久正団員として6年間在籍、首席補佐も務めたのち、2009年退団。父姉と結成した“パドヴァ・トリオ”としても活動する。2012年東京都美術館講堂でリサイタルを開催し、日本で本格デビュー。同年初ソロCD「チェロペラ〜歌劇場の思い出」をリリース。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報