幼少(読み)ヨウショウ

デジタル大辞泉 「幼少」の意味・読み・例文・類語

よう‐しょう〔エウセウ〕【幼少】

[名・形動]おさないこと。また、そのさま。「幼少な(の)時分思い出」「幼少のみぎり」
[類語]幼弱幼時幼年若齢若年弱小弱冠年少年若としわか年弱としよわヤング若い幼いいとけなうら若い若若しい若やか若やぐ若気ういういしいみずみずしい青臭い溌剌子供らしい青い乳臭い未熟幼稚稚気童心子供っぽい幼心おさなごころ子供心くちばしが黄色い頑是ない子供じみる大人気ない

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精選版 日本国語大辞典 「幼少」の意味・読み・例文・類語

よう‐しょうエウセウ【幼少】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 年齢が少ないこと。おさないこと。また、そのさまやその人。
    1. [初出の実例]「件男幼少之上、本性愚頑、無一芸」(出典明衡往来(11C中か)上末)
    2. 「私は勿論幼少(エウセウ)だから手習どころの話でないが」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉幼少の時)
    3. [その他の文献]〔礼記‐月令〕
  3. 江戸時代武家の制度で、一〇歳までの称。また、その人。
    1. [初出の実例]「一、十歳迄を幼少といふ。依之十歳迄御用之節、名代差出候様奉書参る」(出典:類典古事類苑・法律三一))

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普及版 字通 「幼少」の読み・字形・画数・意味

【幼少】ようしよう(えうせう)

年が若い。〔漢書、孔光伝〕(王)太后に白(まう)す、、幼少なり、宜しく師傅を置くべしと。光を徙(うつ)して太傅と爲す。

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