マンダータ(その他表記)Mandhata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンダータ」の意味・わかりやすい解説

マンダータ
Mandhata

別称ゴダルプラ Godarpura。インド中部,マディヤプラデーシュ州南西部にあるシバ信仰の聖地。カンドワ北西約 50km,ナルマダ川の左岸および川中の島から成り,多くの寺院がある。特にオムカル寺とガウリ・ソムナート寺が有名で,オムカル寺には,12体のリンガ (男根像) の一つがまつられている。例祭では,信徒が崖上から身を投げる場面がみられたが,1824年以後は行われていない。川の左岸にはビシュヌ信仰の寺院やジャイナ教の寺院もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android