ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンチョウリー市」の意味・わかりやすい解説 マンチョウリー(満洲里)〔市〕マンチョウリーManzhouli 中国北部,内モンゴル (蒙古) 自治区北東部,フルンボイル (呼倫貝爾) 盟にあり,ロシアと国境を接する市。モンゴル族の遊牧宿営地であったが,1819年ロシアの建設した東支鉄道の基点になり,市街が建設された。現在はピンチョウ (浜洲) 鉄道の終点で,国境を越えたザバイカリスクのシベリア鉄道に乗入れている。南東郊のジャライノール (札賚諾爾) に大型炭鉱があり,南方のフルン (呼倫) 湖では天然ソーダが採取される。人民共和国成立後急速に工業が興り,コークス,乳製品,セメント,化学などの工場や火力発電所がある。人口 13万 7788 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by