最新 地学事典 の解説
マントルド・ナイスドーム
mantled gneiss dome
基盤の片麻岩が,後の造山運動により再活動してドーム状に盛り上がり,上を覆う地層中に貫入したもの。最初フィンランド東部のKarelia地方でP.Eskola(1949)により認められた。そこでは,基底礫岩で始まる変成岩層がドーム状の片麻岩のまわりを取り囲む。片麻岩のジルコン・長石は27億~25億年前,片麻岩の黒雲母とまわりの変成岩は19億~17億年の年代を示す。同様なものはAlps, Appalachia, Caledoniaなどの造山帯にも知られる。参考文献:P.Eskola(1949) Quart. J.Geol. Soc.,Vol.104
執筆者:白木 敬一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

