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外套 がいとうShinel'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

外套
がいとう
Shinel'

ロシアの作家 N.ゴーゴリ短編小説。 1842年発表。いわゆる「ペテルブルグもの」と称される彼の作品系列のなかで最も重要な作品。貧しい小役人のアカーキー・アカーキエビッチは,やっとの思いで外を新調した。だがそのためにひやかし半分の祝宴に引出され,無理に酒を飲まされたあげく,帰途,強盗に襲われて外套は盗まれてしまう。警察にも相手にされず,ある「重要人物」に願い出たが追返される。気落ちした彼は病気になり,寂しく死んでいく。彼の死後,官吏から外套を引きはがす幽霊が出るようになった。幽霊は最後に「重要人物」の馬車を襲って消える。ゴーゴリは「涙を通しての笑い」を通じて,「ちっぽけな人間」も「人間」であることを訴え,当時の読書界に大きな感銘を与え,その後のロシア文学の発展に多大の影響を及ぼした。

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デジタル大辞泉の解説

がい‐とう〔グワイタウ〕【外×套】

防寒などのため、衣服の上に着るゆったりした外衣オーバーマント二重回しなどの類。 冬》「―の釦(ぼたん)手ぐさにただならぬ世/草田男

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デジタル大辞泉プラスの解説

外套

イタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニのイタリア語による全1幕のオペラ(1918)。原題《Il tabarro》。パリ、セーヌ川伝馬船の船長とその妻をめぐる愛憎をショッキングに描いた作品。

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大辞林 第三版の解説

がいとう【外套】

オーバー-コート。 [季] 冬。

がいとう【外套】

ゴーゴリの短編小説。1842年刊。苦労して新調した外套を追いはぎに奪われてしまうしがない小役人の姿を、滑稽な語り口で描く。

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世界大百科事典内の外套の言及

【コート】より

…最も外側に着用する,袖のついた長い丈の衣服。日本では外套ともいう。語源は,西ヨーロッパ中世に着用されたコットcotteに由来する。…

※「外套」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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