マーガレットチャン(読み)陳馮 富珍(英語表記)Margaret Chan

現代外国人名録2016 「マーガレットチャン」の解説

マーガレット チャン
陳馮 富珍
Margaret Chan

職業・肩書
医師 世界保健機関(WHO)事務局長

国籍
中国

生年月日
1947年8月21日

出生地
香港

本名
Chan,Margaret Fung Fu-chun

学歴
西オンタリオ大学(カナダ)医学部卒,シンガポール国立大学

学位
医学博士号

勲章褒章
OBE勲章

経歴
米国、中国でも学ぶ。1978年香港保健衛生局、’87年同保健衛生局首席医師、’92年同副局長、’94年同局長。2003年まで務め、その間に鳥インフルエンザ重症急性呼吸器症候群(SARS)対策の指揮を執った。2005年世界保健機関(WHO)事務局長補を経て、2006年11月同事務局長に指名され、2007年1月就任。中国人が国連の主要機関トップに就任するのは初めて。2009年新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の警戒レベルを“フェーズ5”に引き上げる発表を行う。2015年米経済誌「フォーブス」の“世界で最もパワフルな女性100人”ランキングで62位となる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android