マーグ財団美術館(読み)マーグざいだんびじゅつかん(その他表記)Fondation Maeght, St.-Paul-de-Vence

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マーグ財団美術館」の意味・わかりやすい解説

マーグ財団美術館
マーグざいだんびじゅつかん
Fondation Maeght, St.-Paul-de-Vence

南フランス,アルプマリティムのサンポール・ド・バンスの山の上にある現代彫刻の専門美術館。ボナールマチス親交のあった画商エメ・マーグが 1964年に設立した。マチスの描いた壁画で著名なバンス礼拝堂よりさらに登ったところにあり,その地形を利用して,A.カルダーの『スタビル』や P.タル・コアトのモザイク彫刻,ブラックの『噴水』などをはじめ,シャガールやカンディンスキー,ミロの作品などが環境的に展示してある。建物はホセ・ルイス・セントの設計。約 6000点を収蔵する。

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