すべて 

ミルマンの定理(その他表記)Millman's theorem

法則の辞典 「ミルマンの定理」の解説

ミルマンの定理【Millman's theorem】

図(帆足定理参照)のようなアドミッタンス Y1Y2 を含む回路で,Aと点1,2それぞれとの間の電位差 e1e2既知である場合,AB 間の電位差 eAB は次の式で求められる.

これを一般化すると

となる.これは帆足竹治が1928(昭和3)年に報告した,帆足の定理*であるが,米国ではミルマンの定理と呼ぶことが多い.ただしミルマン(J. Millman)の報告は1940年のものである.そのため帆足‐ミルマンの定理*と記してあるテキスト類も少なくない.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

すべて 

今日のキーワード

グリーンランド

北大西洋にある世界最大の島。デンマーク自治領。中心地はヌーク(旧ゴートホープ)。面積217万5600平方キロメートルで、全島の大部分は厚い氷に覆われている。タラ・ニシンなどの漁業が行われる。グリーンラ...

グリーンランドの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android