法則の辞典 「帆足の定理」の解説 帆足の定理【Hoasi's theorem】 図のようなアドミッタンス Y1,Y2 を含む回路で,Aと点1,2それぞれとの間の電位差 e1,e2 が既知である場合,AB 間の電位差 eAB は次の式で求められる. これを一般化すると となる.これは帆足竹治が1928年に報告したものであるが,米国ではミルマンの定理*と呼ぶことが多い.ただしミルマン(J. Millman)の報告はずっとあとの1940年である.そのために,帆足‐ミルマンの定理*と記してあるテキスト類も少なくない. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報