精選版 日本国語大辞典 「むぐつかせる」の意味・読み・例文・類語
むぐ‐つか・せる
〘他サ下一〙 むぐつか・す 〘他サ下二〙 (「むくつかせる」とも)
① 口をあけないで、ものをかんだり、ものを言おうとして、口をしきりに動かしたりする。また、言うともなく、あいまいにものを言う。
② 手などをうごめかす。
※洒落本・契国策(1776)南方「きゃう太ふところをむぐつかせて金子百疋づつやりける」
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