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海底軍艦 かいていぐんかん

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世界大百科事典 第2版の解説

かいていぐんかん【海底軍艦】

押川春浪の代表的冒険小説シリーズ。全六部作で《海底軍艦》(1900),《武俠の日本》(1902),《新造軍艦》《武俠艦隊》(ともに1904),《新日本島》(1906),《東洋武俠団》(1907)よりなる。海底軍艦を擁する〈武俠団体〉と軍艦畝傍(うねび)を中心とする〈東洋団結〉の二大秘密軍事組織が,敵国ロシアと戦い,ついに〈東洋武俠団〉として合流・合体し,膨張する日本を背後から支えるというストーリー

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デジタル大辞泉の解説

かいていぐんかん【海底軍艦】

押川春浪中編小説。明治33年(1900)刊行。少年向けの冒険小説で、続編「武侠(ぶきょう)の日本」「新日本島」などとともに6部作をなす。海島(かいとう)冒険奇譚海底軍艦。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

海底軍艦
かいていぐんかん

押川春浪(しゅんろう)の軍事冒険小説。1900年(明治33)文武堂刊。「海島冒険奇譚(きたん)」の角書(つのがき)がある。海賊船に船を沈められた浜島日出夫少年が無人島へ漂着してみると、桜木海軍大佐が秘密裏に原子力潜水艦を建造していた。この潜水艦で海賊船を沈め、日本帝国のために働くという筋。ジュール・ベルヌのSF『海底二万里』の影響下に書かれた作品で、アジア侵略的なナショナリズムが強い。明治・大正期の少年たちにより愛読され、これを序作として、『新造軍艦』『武侠(ぶきょう)の日本』『武侠艦隊』『新日本島』『東洋武侠団』と続編が書かれた。[上笙一郎]
『『明治文学全集95 明治少年文学集』(1970・筑摩書房) ▽上笙一郎著『日本児童文学におけるナショナリズムの系譜』(『日本児童文学の思想』所収・1976・国土社)』

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