最新 地学事典 「メキシコ湾岸油田群」の解説
メキシコわんがんゆでんぐん
メキシコ湾岸油田群
Gulf Coast oil fields
メキシコ湾に面する米国のテキサス,ルイジアナ,ミシシッピ,アラバマおよびフロリダの各州に分布する油田の総称。ガルフコースト油田群とも。最も大きな産油盆地はミシシッピ岩塩盆地(Mississippi salt Basin)で,西方はルイジアナ,東方はアラバマにまたがり,主要産油層は岩塩隆起構造に伴う中生界油層。始新統の大きな産油層は南西部ミシシッピに存在。南部フロリダには下部白亜系の石灰岩油層から産する油田がある。北西部アラバマと北東部ミシシッピには古生代カンブリア~オルドビス系中に産油層。中新統からの産油は南ルイジアナにある。原油は重質~軽質で,硫黄分も多~少と多様。
執筆者:木下 浩二・沢村 史了
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

