木下(読み)キノシタ

デジタル大辞泉の解説

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

木下
きおろし

千葉県印西市(いんざいし)の中心地区。旧印旛(いんば)郡木下町。JR成田線木下駅がある。江戸時代から明治初期にかけての利根(とね)川水運の河港として年間4000隻を超える出船でにぎわい、木材の積み下ろしも多かった。木下から下総(しもうさ)台地を通り江戸川河口に近い行徳河岸(ぎょうとくがし)に至る木下街道の拠点であり、また1678年(延宝6)に始まった鹿島(かしま)・香取(かとり)・息栖(いきす)三社詣(まい)りや銚子磯(ちょうしいそ)巡りの茶船の出発点。県指定天然記念物で180種以上の貝の化石層である木下貝層(成田層)がある。[山村順次]

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精選版 日本国語大辞典の解説

きのした【木下】

姓氏の一つ。

こ‐の‐した【木下】

〘名〙 樹木の下。木陰。樹下。こした。
※大和(947‐957頃)三二「しぐれのみふる山里のこのしたはをる人からやもりすぎぬらむ」

こ‐の‐もと【木下】

〘名〙
① 木の下。樹下。
※古事記(712)上「乃ち御枕方(みまくらへ)に匍匐(はらば)ひ、御足方(みあとへ)に匍匐ひて哭きし時、御涙に成(な)りませる神は、香山(かぐやま)の畝尾の木本(このもと)に坐(いま)す名(みな)は泣沢女神(なきさはめのかみ)と名づく」
② 安全な身の寄せ所。
※源氏(1001‐14頃)総角「かくてさぶらふこれかれも、年頃だに、何の、頼もしげある、このもとのかくろへも侍らざりき」

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