メワール（その他表記）Mewār

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メワール」の意味・わかりやすい解説

メワール
Mewār

インド西部，ラージャスターン州ウダイプル地方。8世紀以後ラージプートが支配し，そのあとイスラム教徒の攻撃を受けると，支配者のシンディア家が激しく抗争して独立を保った。だがムガル帝国のアクバルのときに従属し，18世紀にはマラータ勢力に脅かされ，1818年にイギリスの保護下に入った。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について　情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

AppStore

コトバンク for Android

GooglePlay