メンヨウ(読み)めんよう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「メンヨウ」の意味・わかりやすい解説

メンヨウ
めんよう / 綿羊

家畜ヒツジに対して使われる別の呼称である。本来日本ではヒツジは毛生産専用の家畜として扱われていたことから、古くは緬羊と表記され、毛用種のヒツジに対して用いられていた。

[西田恂子]

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改訂新版 世界大百科事典 「メンヨウ」の意味・わかりやすい解説

メンヨウ

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栄養・生化学辞典 「メンヨウ」の解説

メンヨウ

 ヒツジ.肉を食用にするほか,毛を羊毛として利用する.

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メンヨウ」の意味・わかりやすい解説

メンヨウ

「ヒツジ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のメンヨウの言及

【織物】より

…2本の経糸(たていと)と2越(こし)の緯糸(よこいと∥ぬきいと)という2組の糸の組合せを最低単位とし,織機を用いて作られたある幅と長さをもつ平面の総称。通常は経糸に対し緯糸が直角に交わって布面を構成するが,近年緯糸に対し経糸を左右斜めに走らせて布面を構成する斜織(ななめおり)が考案され,経糸と緯糸の直交という原則はあてはまらなくなった。
【起源】
 織物の起源とその伝播について明確な答えを出すことは不可能といってよい。…

【ヒツジ(羊)】より

…ビッグホーンは,シベリアビッグホーンO.nivicola(シベリア北東部),ダルビッグホーンO.dalli(アラスカ,カナダ)およびアメリカビッグホーンO.canadensis(カナダ南西部からメキシコ北部まで)の3種に細分されることがある。【今泉 吉典】
【家畜のヒツジ】
 家畜ヒツジO.aries(メンヨウ(緬羊)ともいう)は,今から約8000年ほど前に野生ヒツジから馴化(じゆんか)されており,現在では毛用,肉用,乳用,毛皮用と多目的に利用され,たくさんの品種が作出されている。野生の祖先種としてはイラン北部の草原に野生するウリアルが最初に家畜化され,その後ヨーロッパの丘陵性野生ヒツジのムフロンや中央アジアの山岳ヒツジのアルガリがそれぞれの地方で家畜化されてお互いに交配され,多数の品種が作り出された。…

※「メンヨウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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