もて逢う(読み)もてあう

精選版 日本国語大辞典 「もて逢う」の意味・読み・例文・類語

もて‐あ・う‥あふ【もて逢】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「もて」は接頭語 ) 逢う。会う。
    1. [初出の実例]「この世はかるむる事も、かく堪えがたくもてあへる事も、だうりなくなどして」(出典:浜松中納言物語(11C中)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android