もゆら(読み)モユラ

デジタル大辞泉 「もゆら」の意味・読み・例文・類語

も‐ゆら

[副]《「も」は「もそろもそろに」などの「も」に同じ》玉などが触れ合って出す音を表す語。
御頸珠みくびたまの玉の緒―に取りゆらかして」〈・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「もゆら」の意味・読み・例文・類語

も‐ゆら

  1. 〘 副詞 〙 ( 「に」を伴って用いる ) 玉がゆれうごき、触れあって鳴る音を表わす語。ゆら。
    1. [初出の実例]「即ち御頸珠の玉の緒母由良邇(モユラニ)取り由良迦志(ゆらかし)て」(出典古事記(712)上)

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